会員制記事の購読をご希望されるお客様はコチラより
ログインまたは会員登録してください。

パスワードをお忘れの方はコチラ

新規登録はコチラ

 


ツイッター企業事例 ~ツイッターだけで月300万円!日本企業でのツイッター達人 後編~

2010 年 11 月 3 日 投稿者: 井上 晋助

前回に引き続き、今回も『豚組』さん(以下敬称略)の「日本企業でのツイッター達人」をご紹介して行きたい
と思います。前回までは、ツイッターを利用して玄関口と勝手口の使い分け方法、ユーザーとのコミュニケ
ーションの実例、また面白い事例をお送りしてきました。この後編は、代表の中村仁氏の成功の秘訣、
ノウハウをお伝えできればと思います。

~『豚組』ツイッターのノウハウ~

~ノウハウその1 「ツイッターは大喜利をやる場所」~

『豚組』を経営する中村氏が、2008年からツイッターを使い始めているが、中村氏いわく「ツイッターが
なければ、今のうちがない」というほど『豚組』にとっても非常に重要な商売道具となってきているようです。

一方で中村氏は、「ツイッターを始めた頃から、ツイッターへのスタンスは変わらない。
個人アカウントはただ、遊んでいるだけ。ツイッターは大喜利をやる場所。」と話しています。

大喜利という表現は素晴らしい発想だなと感心します。大喜利といえば私自身は『笑点』
という番組のイメージがします。高座に座っている落語家たちが、いろいろなお題で演芸を繰り広げ
観客を楽しませる状況を思い浮かべました。

まさに、ツイッターは演芸場で、落語家のような面白い演者になりきることにより、フォロアーである
自分の観客を楽しませ、魅了していき、その演者に益々興味が出てくる環境が自然と出来上がって
いきます。これは、ツイッターをビジネスでもプライベートでも大事なコミュニケーションの道具にする
ための1つの前提条件であるように思えます。

~ノウハウその2 「VIP→来店→常連」~

通常の企業は、顧客のロイヤリティ化を目指すためいろいろな努力を行っています。

例えば、ある飲食店の場合は店先やインターネットで、ユーザーが得するクーポンを配り、まず見込み客
を獲得して来店してもらいます。そしてお店の雰囲気、料理の味や質、スタッフのもてなしによって顧客が
見定め一部の顧客が常連になっていきます。さらに、その常連の一部の顧客が、お店の事を非常に評価し、
信頼関係もさらに増し、VIPといわれるロイヤリティ顧客と成長していきます。

一般的に上記の流れがオーソドックスで、これ以外に無いと通常は考えがちです。

しかし、中村氏は「豚組は VIP→来店→常連である」と話しています。
そのことを紐解いていくと、ツイッターだからこそ、なせる技のようだと感じます。

つまり、ツイッターを通じた自分の友達なので、その友達に対しては、お金儲けではなくできる
限りサービスを尽くしたい気持ちになるようです。
そして、スタッフも社長の友達が来店したということで、いつもとは違う意識で対応する感覚のようです。
友達といわれる顧客に対しても、対応する社長を含めスタッフにおいても、このような感覚がでてくる
ような環境をツイッターでつくっていることが、故意ではないにしても、この流れに新しさを感じます。

さらに、中村氏は、「リアルな友達は数は限られるが、ツイッターをフォローしてくれる人は母数が違う」
と話しています。
中村氏のタイムラインに対して、共感し、価値観を合致させて友達がどんどん増えていくことを強く
感じているようです。
つまり、中村氏の連続性の遊びつぶやきやお店の裏情報などを見て、考えに近い共感を覚えた友達が
ツイッター上でも中村氏のつぶやきにリツイートしたり、『豚組』について「豚組なう」などつぶやき、
さらには、写真をアップしてくれたりあとからブログで書いてくれたりして、友だち的なコンテンツづくりを
各々が促進していき、大事な『豚組』コンテンツの1つとして補いあっていると感じます。

~ノウハウその3「ツイッターは『狭く、深く』つなげていく」~

中村氏は、「フォロワーがどれだけ多いかということは、実際にお店にどれだけ来店していただけるか
ということと、ほとんど関係ない。」と言っています。これは、本当に目からウロコでした。
さらに、「闇雲にどんどんフォローして、フォロー返ししてもらってフォロワーを増やしていくと、自分の
タイムラインがめちゃくちゃに破壊される。ノイズだらけになってしまう。タイムラインがつまらなくなる。
そうなると『絡みたい』、『会話したい』という欲求がなくなる。最終的にどうなるか。一方通行的に何か
つぶやいているだけ。返ってきたものがうれしくて、それに返すだけになる。 」と語っています。

中村氏のツイッターアカウントでのタイムラインを見ていると、だいたい誰かわかるようです。
一般的な私のツイッターへのイメージは、「浅く、広く」という印象が強いです。例えば、顔を知らなくても、
おもしろそうなつぶやきだったらフォローをいれたり、経営者であれば、どんどんフォローを入れたりします。

しかし、中村氏においては、全く相反する。「狭く、深く」 というイメージでツイッターを利用しているようです。

人と人とのコミュニケーションの本質を感じます。
確かに、ツイッターに限らず、1つ1つのネットワークを大事にして、狭く、深くという形で繋がりを広げて
いけば、どんなコミュニティにおいても、自分にとっての大事なネットワークになり、なくてはならないもの
に成り得ると思います。

~その他ノウハウいろいろ~

その他、中村氏がツイッターノウハウで、私が印象的なメッセージを以下列挙します。

  • アイコンを変える
  • プロフィールをきちんと書く
  • 結果を焦らない(まずはフォロアー1000人)
  • 商売っ気を出しすぎない
  • ネガティブなことは書かない
  • 書くこと、会話することを心から楽しむ。
  • 『今だけ』『一組だけ』『思いついた』『先着/あなた』

ノウハウは以上です。

私自身この記事を書きながら、ツイッターに限らず、ライフワーク、ビジネスにおいての
ヒントをもらったように思えます。 
この記事を通じて、ツイッターを始める方、運営されている方をはじめ、記事を読んでいただいた
皆さんにとって何かヒントになれば嬉しいです。

参考記事:

小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力
コメント:中村社長が執筆された本です。濃い内容で、なり参考になります。




井上 晋助/shinsuke_inoueのつぶやき


おススメ記事