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ツイッター企業事例 ~ツイッターだけで月300万円!日本企業でのツイッター達人 前編~

2010 年 10 月 19 日 投稿者: 井上 晋助

ツイッター経由だけで月300万を売り上げている日本ツイッター達人企業がいるのをご存知ですか?
今回紹介する事例は、ツイッターを利用しているユーザーではお馴染みになってきている『豚組
さん(以下敬略)です。
前回(Vol1,Vol2)までは米企業を中心に紹介しましたが、『豚組』のように日本でも本当に上手く
ツイッターを活用し、実際に結果を出されております。類似の商売だけでなく、いろいろな企業も
真似したくなる内容と秘訣の情報を厳選し、前編と後編にわけてご紹介していきたいと思います。

~ツイッターでの玄関口と勝手口の使い分け術~

『豚組』は、六本木と西麻布にある豚肉料理のお店で、しゃぶしゃぶ、とんかつ、焼肉の3種類を
展開しています。

なんと、来店の10%がツイッター経由で、予約無しでツイッターユーザが一番多かった日は110名
のうち46名だったそうです。

ツイッターアカウントは2つ所有されており、1つは代表の中村さんの@hitoshi
もう1つは『豚組』の公式アカウントの@butagumiで運営されております。

「@butagumi」:『豚組』公式アカウント

「@hitoshi」:『豚組』代表中村仁さん公式アカウント

下図のように@butagumi アカウントは、お店の案内、キャンペーン、公式情報、一般予約窓口
といった表玄関という位置づけで運用しているようです。

一方、代表の中村さんの@hitoshiアカウントは、勝手口という位置づけで、趣味、冗談、雑読、
調査、アンケート、裏情報、VIP予約といった、役割を内部的分担して、共存させているのが
面白いところです。

この勝手口に当たる代表の中村さんの@hitoshiアカウントについては、個人的なつぶやきが
多いようです。

一人でつぶやいているというよりは、まるで双方向で会話を楽しんでいるようで、
ユーザーさんとのコミュニケーションが非常に多く、すごく親近感を感じるタイムラインです。

~気楽な雰囲気でツイッターでコミュニケーション~

上図「勝手口」にも記載している役割として、VIP予約も大変好評のようで、実際には以下のように
中村仁さんの知人と思われる方などから、ツイッターを通じて気軽にVIP予約を受け付けているようです 。

<実際のVIP予約のやりとり>

写真1:実際のお客様からの予約ツイート

写真2:実際に予約を受け付ける中村社長のツイート

 

一方で、玄関口としての@butagumiアカウントは、頻繁に日々のお店の情報や、キャンペーン、
予約受付等をツイートしているようです。下のツイートは実際に@butagumiアカウントがツイートしたものです。

<実際のお店アカウントへの予約のやりとり>

写真3:実際の玄関口@butagumiへのお客様からの予約ツイート

 

写真4:玄関口アカウントへの予約に応対するツイート

<お店のツイッターキャンペーンの実際のツイート>

写真5:実際のキャンペーンのツイート

写真6:実際のキャンペーンの続編ツイート

写真7:キャンペーンに対しての予約が入った場合の丁寧な応待ツイート

日々このように『豚組』は丁寧なコミュニケーション活動をツイッターで行なっております。
さらに、『豚組』ならではの面白い活用方法をいくつか紹介します。

~『豚組』ツイッター活用面白事例~

<宝探し事例>

1つ目は、「宝探しイベント」の事例です。『豚組』スタッフがお店の中に豚のオブジェを置いて
写真を撮影。
その写真を『豚組』アカウントでツイートします。そして、実際にツイッターでそのつぶやきを見て
「お店いって豚のオブジェを見つけたい」という衝動にかられたお客様が『豚組』に来店されて
そのオブジェを探すという流れです。実際に見つけた人には、『豚組』の特典サービスを提供
するなどワクワクする企画となっております。このように宝探しイベントのように、面白おかしく
口コミしたくなるネタをつぶやいて結果を出されております。

<ツイートだけで1週間600名の来店があった事例>

2つ目は、1週間で600人来店があった面白い「3センチ祭り」の事例です。これは麻布『豚組』
の5周年記念で何かやりたいと中村社長が考案。何か行ないたいと考え、企画を募り、社長自ら
「無料で3センチの厚切りにアップグレードしちゃう」という内容をタイムラインで呼びかけを実施。
その結果、5時間ぐらいの間に550件以上リツイートされ、なんと1週間で600名の方が来店した
そうです。客単価は3500円なので、単純計算して、約210万円の売上に結びついたようです。
すごいです。

<ワールドカップ影響のドタキャン穴埋め予約事例>

ワールドカップの日本×パラグアイ戦の当日、『豚組』しゃぶ庵で、試合当日夕方に個室4部屋が
キャンセルとなりました。中村社長も含めて非常に困まり、以前だと諦めていたところをツイッター
を利用しようという運びに。中村社長の@hitoshiアカウントに軽い気持ちで、ぼやきと共に、
ツイッターに書き込んだところ、驚くような事が起こりました。

なんと、すぐにそのつぶやきに対してのリツイートが続き、45分後にはキャンセルになった
4テーブルが全部埋まっただけでなく、お断りも数組発生するほどの予約が入ったそうです。
その後も大反響になってしまいました。

但し、中村社長もブログでは「日頃からのお客様との信頼関係が不可欠だということです。
あくまでも普段の信頼関係があるからこそ、そして『豚組』が一定の評価を頂いていたからこそ、
「半額」というメッセージが力を持った。」と綴られております。これが本質だと思います。

私自信も、以前から『豚組』は気になっており、ツイッターだけでがんばっても肝心なお店はどうな
のかと考え、自分の目で西麻布にある、究極のとんかつ『豚組』にいきました。

日本家屋で非常に落ち着いた佇まいのお店が西麻布の通りを1つ入ったひっそりとした所にあり、
中に入った瞬間に、「懐かしい」という衝動に駆られました。

お部屋の中も、すごく趣があり、綺麗な和のインテリアで纏められており、建物も
これから出てくる料理の引き立て役の味の一つと思うほどでした。

そして、本命のとんかつがでてきました。やはり心遣いもすごく1つ1つ銘柄の旗がついており、
それぞれの豚の違いを楽しみながらとんかつを堪能できました。

あと、接客にはうるさい私なのですが、実際に応待していただいた店員の方は、入社間もなかった
のですが、そんなことを感じさせないもてなしを施して頂き、満足した時間を過ごせました。

ここまで記事を書き、感じた事は、いくら一生懸命ツイッターを利用してお店を盛り上げようと
しても、やはり、肝心かなめのお店の雰囲気、料理の味や質、スタッフのもてなしの3拍子が
揃っていなければ、お客さんは再訪しないと思います。

これは、『豚組』のように、核となる店舗がきちんと3拍子自信のあるものであれば、それが
例えツイッターでなく、道具が違っていたとしても、必ず成功に導くことができると感じます。
ここに非常にインターネットと商売の融合の本質的なヒントを感じます。

次回後編も『豚組』について、さらなる中村社長が公開しているノウハウをお伝えしてきたいと思います。

参考記事:

小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力

小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力
コメント:中村社長が執筆された本です。濃い内容で、なり参考になります。

 




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トラックバックとピンバック

  1. [...] 前回に引き続き、今回も『豚組』さん(以下敬称略)の「日本企業でのツイッター達人」をご紹介して行きたいと思います。前回までは、ツイッターを利用して玄関口と勝手口の使い分け方法、ユーザーとのコミュニケーションの実例、また面白い事例をお送りしてきました。この後編は、代表の中村仁氏の成功の秘訣、ノウハウをお伝えできればと思います。 [...]

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